未経験からITエンジニアになることは可能か
はじめに
まったくの未経験からエンジニアになりたいと思っている人は多い。ITエンジニアという職業には高収入で一定の自由さがあるイメージが持たれているからだろう。この記事ではまったくの未経験からエンジニアになることができるのか説明する。
未経験からITエンジニアになることは可能か
結論から言えば、未経験からITエンジニアになることは可能だ。ITエンジニアになるためにその専門性を証明するための免許などは必要ない。会社によっては募集要項に資格試験などを要求する場合はあるが、大多数の会社はそれを必須としていない。実力さえあればあなたはITエンジニアとして働くことができる。
どうすれば採用されるか
採用されるためには、応募先の会社に対してあなたにITエンジニアとしての実力があることを証明する必要がある。ではどうすれば実力があることを証明できるのか。
まず必要なことは「自分自身でなにかを作ってGitHubでコードを公開する」ことである。履歴書にGitHubへのリンクが無い場合、それだけで書類選考が通らないというケースは多くある。GitHubのアカウントを持っていないなどの場合は門前払いされる可能性が高い。
その他にオススメなのは「技術的なことをブログに投稿する」ことである。
GitHubに公開したいがなにを作ればよいのかわからない
もし大きなものを作ろうとしている場合はやめておいた方がいい。それを作るだけで何週間も何ヶ月もかかる可能性があるし、最悪の場合は大量の時間を投下してキリのよいところまで作りきれない可能性さえある。
いきなり大きなものを作るよりも、まずは小さなものを作ることを検討した方がいい。例えば、自身が興味のあるライブラリやフレームワークのチュートリアルを試してみる、などであればかなりハードルは低いはずである。
GitHub でコードを公開する自信がない
あまり気負う必要はない。今の自分にやれることを気軽に公開してしまうことをオススメする。他のSNSで考えてみるとわかりやすいかもしれないが、有名人でもなければあなたのコードに興味を持つ人は少ない。悲しいかもしれないが他のSNS同様それが現実である。
どうしても自信がない人は、就職活動用の捨てアカウントとして運用することを検討してもよいだろう。就職活動用に専用のアカウントを作り、就職活動が終わればアカウントを削除してもよいと考えればいくらか気がラクになるだろう。
技術的なことをブログに投稿する
ZennやQiitaなどに投稿しても良いし、個人のサイトでも構わない。これらの記事の内容は採用担当者にとってあなたの実力を知るよい材料になる。技術的な内容はもちろんだが、論理構成や文体など読み手のことを考えた内容が書けていると高く評価される。